5年以内の再建という目標の中、どう活用されていくのか気になります。
この記事は、2019年5月7日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2019年4月15〜16日(現地時間)にかけて発生したノートルダム大聖堂の火災。パリのシンボルであり、ゴシック建築を代表する世界的な建造物であるノートルダム大聖堂の尖塔(せんとう)が焼け落ちる瞬間の映像を見て心を痛めた方も多いのではないでしょうか? 筆者自身も学生時代に一度訪れたことのある場所であったため、あの映像を見て思わず「あぁ」と声が漏れてしまいました……。
「建物の改修作業を行っていた作業員が禁煙規則を厳守していなかった」「仮設エレベーターの電気回路がショートしていた」などの一部報道もあるようですが、本コラムの執筆時点(2019年4月26日)で出火原因はまだ特定されていません。ちなみに、石造りなのになぜ火災? といったことも話題になりましたが、屋根や内装の骨組みなどは木材で作られていたそうです。
火災により世界文化遺産に登録されている大聖堂の一部が焼失。内部にあった美術品や聖遺物などの貴重な文化財の数々も、一部は消防隊員や教会関係者が運び出すことに成功したそうですが、炎や煙などの影響で深刻な被害を受けたものもあるといいます。
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