箱根駅伝を走ったセンチュリーGRMNは“ワル”なクルマだったモノづくり総合版メルマガ 編集後記

ある意味、後部座席に乗るよりも運転席に乗る方が難しいクルマです。

» 2019年01月17日 12時00分 公開
[松本貴志MONOist]

 この記事は、2019年1月17日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


渋いカスタムのセンチュリーGRMNに見る“ワル”なクルマ作り

 毎年1月上旬の恒例イベント「東京オートサロン」に今年2019年も行ってきました。同イベントではチューニングカーやカスタムカーが一堂に会し、熱心なクルマファンがこだわりのクルマやカスタムパーツを見て楽しむことができる総合展示会の役割を担っています。

 初期のオートサロンはサブカルチャーかつアンダーグラウンドな雰囲気だったようですが、近年では自動車メーカー各社や輸入車メーカーの出展が増え、メジャーなイベントに成長しました。また、音楽ライブやオートサロンオリジナルのトミカ販売といった併催イベントはクルマに興味がない人や家族連れにも楽しめるものだと思います。クルマ好きの記者にとってはまさに“LIT”(最高)なイベントでした。

2019年1月14日から開催する北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で初披露された新型スープラの試作車がオートサロンにも展示(クリックで拡大)

 そんなクルマ好きのための(そうじゃない人も楽しめると思われる)祭典で取材した中で、特に気になったクルマ3台とそのポイントを以下に紹介します。

  • ダイハツ コペン クーペ:CFRP(炭素繊維強化樹脂)製のハードルーフをまとった流麗なスタイリングがかっこいい
  • トヨタ センチュリーGRMN:ショーファードリブンなセンチュリーをベースモデルとして運転の楽しさを向上するカスタムを施す。運転してみたい
  • マツダ MAZDA3カスタマイズモデル:日本初公開のMAZDA3をベースにエアロやホイール、インテリアを変更。車高を標準仕様から下げていることもありワイド&ローな印象。ドアの開閉音も上質に感じた
左:トヨタ・センチュリーGRMN 右:マツダ・MAZDA3カスタマイズモデル(クリックで拡大)

 コペン クーペは次の記事(オープンカーではないコペン限定車が誕生、こだわりもてんこ盛り)で取り上げていますので是非ご覧ください。

 また、トヨタ・センチュリーGRMNは同社ブース説明員から興味深い話を聞くことができました。

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