キヤノンITソリューションズは、建築設計業向けVRソフト「SYMMETRY製品版」の販売パートナー契約をDVERSEと締結し、提供を開始した。同社が提供するxRソリューションを支える製品ラインアップに加わる。
キヤノンITソリューションズは2018年11月15日、建築設計業向けVR(仮想現実)ソフト「SYMMETRY(シンメトリー)製品版」の販売パートナー契約をDVERSEと締結し、同日から提供を開始した。同社が提供するxR(VR/AR/MR)ソリューションを支える製品ラインアップに加わる。
同製品は、3DCADファイルをインポートするだけで、VR空間内において実寸大でデザインの確認や修正、承認などができる。VR空間内でデザインレビューのワークフローを完結するため、イメージの行き違いを防ぐとともに工数を削減する。
オンラインコラボレーション機能を搭載し、複数人でのコミュニケーションに対応。また、日付と時刻に基づいた日照シミュレーション機能や、VR上でデザインの修正指示や承認ができるRedline Markup機能も装備する。
さらに、VR空間内で実施した修正指示やデザイン承認を3DCADに反映させるSketchUp plugin、VR空間内での照明シミュレーション機能(SU Podium対応)、3DCADデータのクラウド管理機能も備える。
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