副業紹介サービス「プロの副業」が「副業」に関するアンケート調査の結果を発表。副業収入として月収「5〜10万円未満」を希望する人が最も多く、副業で報酬以外に求めていることとして、約3割が「新しいスキル」と回答した。
ホールハートが運営する副業紹介サービス「プロの副業」は2018年11月1日、「副業」に関するアンケート調査の結果を発表した。
同調査は、無作為に抽出した未成年を含まない男女を対象としたもので、200件の有効回答を得た。
まず、「もしも副業をするとしたら、副業収入は月収でどの程度を求めますか」と尋ねたところ、「5〜10万円未満」(30%)が最も多かった。続いて「1〜3万円未満」(29%)、「3〜5万円未満」(27%)だった。「1万円未満」と回答した5%を含めると、「10万円未満」と回答した人が91%に上った。
この質問では、希望する収入額が低いほど生活費にあてたいと考えている傾向があり、希望額が高いほど将来の目標などのために副業を考えている傾向が強かった。これは現状の年収とは比例しておらず、高所得者でも「本業に影響をおよぼさない範囲でお小遣いを増やしたい」といった回答があった。
次に、副業をするモチベーションとして報酬以外に求めていることがあるかを尋ねた。その結果、最も多かったのは「新しいスキルを身につけられる」(27%)だった。続いて、「趣味、生きがいを見つけられる」(19%)、「知見、視野が広がる」(16%)、「やりたいことができる」(15%)となっている。
「やってみたい副業のジャンル」は、44.5%を占めた「ライティング」が最多だった。2位は「FX投資」と「データ入力」が同率で11.5%。1位のライティングが大差でトップとなった理由は、SNSやママブロガーなどの広がりから、執筆作業に対するハードルが下がったことが考えられる。一方で「本業に直結する仕事がしたい」「専門知識を生かしたい」などの声もあった。
最後に、副業をきっかけにしてその企業へ転職という事があり得るかを尋ねたところ、64%が「はい(あり得る)」と回答した。その理由として、「入社後の仕事へのギャップを抑えられる」「自分にあった働き方や会社を見つけやすい」などが挙がっている。
(クリックで拡大) 出典:プロの副業
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