一石二鳥のチャンスをつかむ工作機械メーカーの幸せFAメルマガ 編集後記

よくよく考えるとものすごく恵まれているのかもしれません。

» 2018年11月16日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2018年11月16日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

一石二鳥のチャンスをつかむ工作機械メーカーの幸せ

 2018年11月1〜6日に東京ビッグサイトで開催された「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」で特集ページを展開中です。随時、レポート記事を追加中ですので、ぜひご注目ください※)

※)JIMTOF2018特集ページ

 さて、今回のJIMTOFを振り返る中で、大きな印象に残ったのが、IoTへの取り組みの進み具合です。IoTの活用では、まず各機器などをつないで、見える化し、分析して、制御に進むというような流れで説明される場合が多いですが、実際には最初の「つなぐ」ということが意外に大変で、それをやり遂げるだけで一苦労となります。しかし、「つなぐ」だけでは価値を得られません。その先で何をするかが価値を左右するわけです。多くの企業がここで誤解をして、「つなぐ」ことに夢中になりすぎて、価値を得られずに挫折するケースも数多く見られます。

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