スズキはインド・グジャラート工場で生産する「スイフト」の輸出を開始した。
スズキは2018年4月10日、インドのグジャラート工場で生産する「スイフト」の輸出を開始したと発表した。仕向け地は南アフリカで、同工場は2018年1月からスイフトを生産している。
グジャラート工場(スズキ・モーター・グジャラート)はスズキ本体の完全子会社。2017年2月に敷地面積260万m2の第1工場が稼働しており、生産能力は年間25万台だ。スイフトの他、「バレーノ」も生産している。2019年初めから操業する第2工場や、計画中の第3工場を合わせて生産能力を年間75万台まで拡大する。
同工場のスイフトは現地法人のマルチ・スズキを通じて輸出する。また、同工場で生産した車両を輸出するのは初めて。今後も輸出先を広げていき、インド政府が推進する「Make in India」に貢献していく。
スズキは、欧州や日本、アジア、アフリカ、中南米など100を超える地域にインドから輸出しており、2017年度の輸出台数は前年比2%増の12万6000台だった。日本向けで初めて導入されたインド生産モデルは、マルチ・スズキのマネサール工場で生産する「バレーノ」だ。
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