1ヨッタ(10の24乗)バイトのデータは、1テラ(10の12乗)バイトのHDDが1テラ個あれば入ります。
ビッグデータという言葉は長らくIT業界のものであり、製造業にとってはあまり関係があるとはいえませんでした。正直なところ対岸の火事に近いイメージはあったのではないでしょうか。
しかし、製造業にとってIoT(モノのインターネット)活用が重要課題になってきた現在、自社の製品の開発や生産、そして出荷後も得られるビッグデータは、IoT活用を進める上で最も重要な資産になります。
高度なAI(人工知能)があったとしても、ビッグデータがなければ宝の持ち腐れです。このため、AIなどを使ってビッグデータを分析するデータサイエンティストは、製造業に熱いまなざしを向けています。
さて確かにビッグデータは重要です。しかしこのビッグデータ、どれほど大きくなっていくのでしょうか。2017年3月1日に、東北大学の電気通信研究所が開催した記者説明会で、ビッグデータに関する興味深い研究テーマについての発表がありました。
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