ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を発売する。ブロックと電子パーツを立体的に組み合わせて多種多様な「ロボット」を作ることができ、遊びの中でプログラミングが学べる。
ソニー・グローバルエデュケーションは2017年2月1日、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を発表した。ブロックと電子パーツを立体的に組み合わせることで、多種多様な「ロボット」を作ることができる。価格は、全種類のブロックと電子パーツがそろうアドバンスキットが4万9880円、シンプルな部品構成のスターターキットが3万6880円、部品を追加できる拡張パーツセットが2万1880円(いずれも税別)。同月18日より販売を開始する。
KOOVの各キットは、ブロック、本体や駆動系(DCモータ/サーボモータ)、光表現(LED)、音表現(ブザー)、センサー(光/赤外線フォトリフレクタ/加速度/スイッチ)などデザイン性の高い電子パーツ、その他付属パーツ、Windows/Mac/iPadに対応した専用KOOVアプリで構成される。
発売時には、22作例の「ロボットレシピ」を用意(アドバンスキット)する。例えば、赤外線フォトリフレクタやブザーを使って簡単なメロディーを出すことができる「バイオリン」や「ギター」のほか、「機関車」「消防車」では、DCモーターやホイールを組み合わせ実際に走行させることができる。「カニ」や「ワニ」などのロボットは、サーボモーターとプログラミングで動きをコントロールして楽しめる。レシピは順次拡張予定だ。
各レシピには、ブロック制作をサポートする「3D組み立てガイド」を搭載。PCやタブレット端末上で完成形の角度を変えたり、拡大/縮小することで構造を理解しながら組み立てることができる
専用KOOVアプリには、子どもが直感的に理解できるよう「ビジュアルプログラミング」を採用した。段階的にロボットプログラミングの知識を得られる「学習コース」も用意され、家庭で基礎からプログラミングを学ぶことができる。
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