レーザーヘッドランプを実機で披露、ジェスチャー向けセンサー技術も提案:オートモーティブワールド2017 開催直前情報
オン・セミコンダクターは、「オートモーティブワールド2017」内の「第9回 国際カーエレクトロニクス技術展」において、センサー技術やヘッドランプ向けソリューションを紹介する。
オン・セミコンダクターは、「オートモーティブワールド2017」(2017年1月18〜20日、東京ビッグサイト)内の「第9回 国際カーエレクトロニクス技術展」において、センサー技術やヘッドランプ向けソリューションを紹介する。
センサーはドアやルームライトの操作に向けたもので、ジェスチャーを感知するルームライトや、水に濡れても動作するドアのタッチセンサーのデモンストレーションを行う。
ヘッドランプは、赤外線レーザーを使用した実機を展示し、採用事例も紹介する。レーザーヘッドランプは、従来の光源よりも明るく、照射距離が拡大するため遠方の視認性が向上する。また、ユニットを小型化できるため、デザインの自由度にも貢献する。
この他にもラジエーターファン向けモーターのドライバIPMを搭載した車載機器の展示なども予定している。
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会期 |
2017年1月18日(水)〜20日(金) |
時間 |
10:00〜18:00(20日(金)のみ17:00に終了) |
会場 |
東京ビッグサイト |
ブースNo. |
E37-38 |
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