2016年12月からMONOistメディア編成を小リニューアルMONOist編集部からお知らせ

2016年12月からMONOistでは、メディア編成の一部を見直し、時流に合わせた体制へと少しリニューアルします。

» 2016年12月01日 12時00分 公開
[MONOist]

 日ごろよりMONOistをご愛読いただき誠にありがとうございます。MONOistでは製造業技術者および事業運営者に向けて、日本のモノづくり振興に向けた情報発信に努めております。製造業を取り巻く環境は日々、大きく変化しております。グローバル化の加速や労働人口の減少、それに伴い第4次産業革命やロボット新戦略などの新たな動きが日本の中でも巻き起こっております。これらの変化の動きに対応すべく、MONOistではフォーラム編成の見直し、強化を行うこととしました。

組み込み開発+ロボット

 1つ目が、組み込み開発フォーラムとロボット開発フォーラムの一体化です。2015年に発表された日本政府が示す「ロボット新戦略」では、「センサー、AIなどの技術進歩により、従来はロボットと位置付けられてこなかったモノまでロボット化」すると定義しています。例えば、自動車、家電、携帯電話端末や住居までもがロボットとなる時代が訪れているのです。こうしたことから従来製品に組み込まれるソフトウェア技術を主情報とし、AIやエッジコンピューティングの話題など、ロボットの頭脳部分ともいえるソフトウェア領域について取り扱う「組み込み開発フォーラム」と、ロボットのハードウェアと社会実装への取り組みを取り上げる「ロボット開発フォーラム」を一体運営とし、技術全体を網羅できる運営としていきます。

製造マネジメント+中小製造業

 2つ目が、製造マネジメントフォーラムと中小製造業フォーラムの一体化です。クラウドファンディングやクラウドソーシング、積層造形技術、IoTなどICT(情報通信技術)が発展し、インターネットビジネスの枠組みが製造業にも降りてきたことで、もはや経営やマネジメントに関する課題は企業規模にとらわれるものではなくなってきました。そこであらためて、「中小製造業フォーラム」を「製造マネジメントフォーラム」のサブフォーラムと位置付け、中小企業特有の動向や支援策などに特化しつつ、製造業の経営に向けた情報発信できるように編成を強化します。MONOistでは、より多くの中小製造業を次世代の大企業に育てていくということが重要だと考えております。事例や企業取材などにおいて中小企業、大企業の枠にとらわれず取り上げてまいります。

 これらのような時流に合った体制とすることでより、読者の皆さまの業務に役立つ旬なコンテンツをお届けしていきます。今後とも、MONOistがさらに有益な情報が届けられるよう編集部一同まい進いしますので引き続きよろしくお願いします。

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