めでたくインストールが完了しましたら、DraftSightを起動します。UIの切り替えができるので、この後の解説を分かりやすくするために、「Classic Default」にしておきます。
DraftSightを起動したばかりのレイアウトは「モデル」になっています。
通常このレイアウトで作図や編集をします。では、続いて設定のためにテンプレートを呼び出します。
左上の「DraftSight」のロゴをクリックして「新規」を選択。次にテンプレート一覧の中から、「standardjis.dwt」を選択して開きます。
これがDraftSightのJIS標準テンプレートです。画面はただ真っ黒な空間が広がるだけですが、これはA3の印刷設定になっているようです。A3は頻繁に用いられる図面サイズなので、このテンプレートを土台に、必要な初期設定をしながら独自のA3テンプレートを作る設定をしていきましょう。
「ツール→オプション→システムオプション」の順に進みます。そして一番下の「デフォルトの尺度リスト」を開きます。
JISのテンプレートですから、当然ながら単位はメートルに初期設定されているようです。登録されている尺度リストは一応確認しておきます。
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