IoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイ」に小型低価格の新型ESEC2016 開催直前情報

アットマークテクノとコネクシオが、小型の低価格IoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイ G3L」を共同開発。「第5回 IoT/M2M展」の同社ブースに展示する。

» 2016年05月09日 18時30分 公開
[渡邊宏MONOist]
「Armadillo-IoTゲートウェイ G3L」 「Armadillo-IoTゲートウェイ G3L」

 アットマークテクノとコネクシオは2016年5月9日、小型の低価格IoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイ G3L」を共同開発、同年秋より販売開始すると発表した。2016年5月11日から開催される「第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC2016)」「第5回 IoT/M2M展」の同社ブース(西3-71)に展示する。

 新製品は上位機種と同様のプロセッサを搭載しながらインタフェースを限定することで小型化と低価格化を同時に実現した。価格は開発キットが3万6800円、量産モデルが2万5000円より(量産モデルは仕様により価格が異なる)。

 IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」シリーズはモジュールの交換によって、RS-232CやEnOcean、Wi-SUN、RS-422などさまざまなインタフェースに対応するが、新製品はインタフェースをLTEやIEEE 802.11/b/g/n、Wi-SUNなどに限定、幅118×高さ57×奥行き30.2mm(Armadillo-IoTゲートウェイ G3は155.8×125.8×47.0mm)と本体を小型化した。

 CPUは上位機種「Armadillo-IoTゲートウェイ G3」と同じく、NXPのi.MX 7 Dual(ARM Cortex-A7 1GHz デュアルコア)を搭載しており、OSはDebianを組み合わせる。開発環境としてはArmadillo-IoTゲートウェイ G3の開発セット「AGX3020-D00Z」をそのまま利用できる。LTEについてはNTTドコモのXiエリアに対応しているマイクロSIMカードを利用できる。

第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC2016)、「第5回 IoT/M2M展」

会期: 2016年5月11日(水)〜13日(金)
時間: 10:00〜18:00(13日(金)のみ17:00に終了)
会場: 東京ビッグサイト
アットマークテクノ ブースNo.: 西 3-71(共同出展:コネクシオ)

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