東芝のロボット「地平アイこ」(ちひらあいこ)に妹、「ジュンこ」が誕生。音声合成技術を活用、日本語/英語/中国語の3カ国語を操り、観光案内などを行う予定だ。
東芝のコミュニケーションロボット「地平アイこ」(ちひらあいこ)に妹、「地平ジュンこ」が誕生した。独自開発の音声合成技術を活用、日本語/英語/中国語の3カ国語を操り、観光案内などを行う。
地平アイこは同社が2014年10月のCEATEC JAPANに展示したコミュニケーションロボットで、上半身だけながら43(顔に15、左右の腕に24、その他4)の自由度を持ち、「人間らしい自然な動き」を最大の特徴とする。
東芝が2015年10月19日に発表した“妹”は会話機能を強化、2017年度中の3カ国語会話を目指す。2020年のオリンピック開催にて、増加の見込まれる外国人観光客への対応を狙う考えだ。
ジュンこは2015年10月23日から約2週間、アクアシティお台場にてお披露目として周辺のイベント情報や店舗案内を行い、同年12月からは観光案内所での“就職”(稼働)が計画されている。
東芝では地平アイこ開発時に“人間らしい動きの作り込みの標準化”を目標に、同型で6体までの製造を計画しており、「ジュンこ」はその2体目となる。「ジュンこ」の設定身長165cm、年齢は26歳、誕生日は6月1日だ。
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