NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は、独EOS製の歯科医療用ハイエンド3Dプリンタ「EOSINT M 270 Dental」の販売開始を発表した。
NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は2015年10月7日、独EOS製の歯科医療用ハイエンド3Dプリンタ「EOSINT M 270 Dental」の販売開始を発表した。
本体価格は6000万円からで、今後3年間で20台以上の受注を目標に掲げる。
同社は、1993年にEOSと日本における総代理店契約を締結。20年以上にわたりハイエンド3Dプリンタの普及に努めてきた。このたび、EOS製ハイエンド3Dプリンタの販売を歯科医療分野に広げるために、医療機器製造販売業許可を取得。EOSINT M 270 Dentalを第三種医療機器として登録し、販売を開始する。
EOSINT M 270 Dentalは、標準的な汎用金属粉末積層造形システム「EOSINT M 270」を歯科医療用に拡張したもので、クラウン/ブリッジの造形に必要なサポート構造体のモデルを自動生成するソフトウェアも併せて提供する。
患者個々の歯の3Dデータを基に、高精度なクラウン/ブリッジを一度に大量製造できることから、海外では既に80台以上のEOSINT M 270 Dentalが歯科医療分野で活用されているという。
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