台湾Unitechの日本法人であるユニテック・ジャパンは「ロジスティクスソリューションフェア2015」で、好調を続ける小型バーコードリーダーや新製品である業務用タブレットなどを紹介した。
台湾Unitechの日本法人であるユニテック・ジャパンは「ロジスティクスソリューションフェア2015」(2015年9月8〜9日、東京ビッグサイト)において、好調を続ける小型バーコードリーダーや新製品である業務用タブレットなどを紹介した。
台湾Unitechは1985年に創業。PDAや携帯情報端末、バーコードリーダーなどさまざまな自動認識製品の展開を行っている。同社の日本法人であるユニテック・ジャパンは2001年設立。バーコードリーダーを中心に製品展開を行っている。
ロジスティクスソリューションフェアでは、好調を続ける小型バーコードリーダー「MS910」を出展した。MS910はMP3プレーヤーのようなポケットサイズのバーコードリーダーだ。
重量は24.6gでポケットに入れて負担なく持ち運べる。またスマートフォンやタブレットとのワイヤレス連携なども可能で、簡単にバーコードデータを収集できるという。ユニテック・ジャパン代表取締役の山滋氏は「日本でも好調で毎月数百台規模の受注がある」と述べている。
同社ではMS910の他、新製品として業務用タブレット「TB120」と堅牢PDA「PA820」などを出展した。
TB120は、7型のタッチパネルの画面とともに、ハードウェアキーを用意した業務仕様のタブレットコンピュータだ。OSにはAndroidを搭載し、1次元および2次元バーコードリーダーや5.0メガピクセルカメラを搭載している。IP65防水・防塵仕様である他、1.2m落下にも耐えられる耐久性を持つという。価格は約20万円だとしている。
山氏は「最近は作業現場でも使えるタブレットを求める動きは増えてきている。これらのニーズに対応した」と述べている。
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