コンテックは、小型・軽量のFAコンピュータ「VPC-500」シリーズを発売した。CPUなどの基幹部品に組み込み機器向けを採用したことで、高信頼性と長期供給を可能にした。
コンテックは2015年8月3日、小型・軽量のFAコンピュータ「VPC-500」シリーズを発売した。Mini-ITXを採用し、幅76×奥行き216.8×高さ225.1mmという省スペースサイズを可能にしている。
VPC-500シリーズは、CPUなどの基幹部品に組み込み機器向けを採用したことで、高信頼性と長期供給を可能にしている。これにより、高信頼パーツを用いるFA用PCの特長を維持しつつ、導入しやすい価格帯とした。
CPUには、低消費電力プラットフォームのインテル AtomプロセッサE3845を採用。インタフェースには、RS-232C/422/485ポート、アナログRGB、HDMI、1000BASE-T、USB3.0、USB2.0などを搭載している。
また、OSは組み込み向けのWindows Embedded Standard 7を採用している。同OSのEWF機能により、記憶装置への不要な書き込みを抑制できる他、意図しないシステムの改変も防止できる。
価格(税別)は、保証期間1年の「VPC-500-76412B-C01」が9万円、同5年の「VPC-500-76412B-C05」が11万2000円となっている。
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