安川電機は創立100周年を迎える2015年、100周年記念プロジェクトとしてさまざまな取り組みを行っているが、その1つとして同社の産業用ロボットが居合術に挑んだ動画を公開した。
安川電機は、1915年の設立から100周年を迎える2015年、本社敷地内にロボット村をオープンする(関連記事)など、さまざまな記念事業を進めているが、そのプロジェクトの一環として、同社の産業用ロボット「MOTOMAN-MH24」が、居合術家・町井勲氏の達人技に挑戦する「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」を実施した。
同プロジェクトでは、町井氏の達人技をモーションキャプチャーでデータ化し、3Dでの解析を行い、MOTOMAN-MH24のプログラムに組み込み、再現したという。安川電機では「産業用ロボットの性能限界に挑戦した」としている。
同プロジェクトの動画では、町井氏の「四方斬り」「袈裟斬り」「斬り上げ」「水平斬り」「千本斬り」などの試技を完璧に再現するMOTOMAN-MH24の様子が紹介されている。
同プロジェクトの動画は2015年6月5日からYouTubeで公開されている。
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