“魔法の指輪”「Ring」新バージョンがAmazonで販売開始:ウェアラブル
ログバーが開発した指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」の新バージョン「Ring ZERO」が販売開始された。新ジェスチャー認識エンジンの搭載や軽量化で使い勝手を高めた。SDKも今夏に公開される。
日本発のベンチャー企業ログバー(Logbar)が開発した指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」の新バージョン「Ring ZERO」がAmazon.co.jpで販売開始された。価格は1万6900円(税込)。
Ringはスマートフォンと連動し、装着してジェスチャーをするだけでテレビや照明の操作など、さまざまな機器の操作が行える指輪型ウェアラブルデバイス。眼前の機器を操作するだけではなく、同社では製品コンセプトとして、クラウドにつながっているものなら何でも操作できる「クラウドコントロール」を掲げる。
ジェスチャーでさまざまな操作を行える「Ring ZERO」
新型のRing ZEROは新型のジェスチャー認識エンジン「Maestro」を搭載することで、ジェスチャーの認識精度と反応速度を高めた他、本体の軽量化や入力方法/付け心地の改良、電波飛距離の延長なども行われている。
ジェスチャーはスマートフォンアプリから登録/変更が可能だ
カラーは「Shiny White(シャイニーホワイト)」と「Matte Black(マットブラック)」の2色。サイズはS(内径19mm)/M(同20.6mm)/L(同22.2mm)の3サイズが用意される。
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指のジェスチャだけで家電を操作する指輪型のウェアラブル機器「Ring」。日本発のベンチャー企業ログバー(Logbar)が開発した製品だ。発表と同時に大きな話題を呼んだものの、生産開始の遅れで非難を浴びたこともあった。2014年10月9日の米国発売に次いで、日本でも販売が開始された。
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