超ロボットエリアでもう1つ、注目のロボットがマスタースレーブ方式で操縦する「MMSEBattroid」である。覚えている人もいるだろうが、このロボットは2014年末に日本テレビ系列で放送された「リアルロボットバトル」に出場した機体だ。
優勝した「グレートキングカイザーZ」には惜しくも破れたが、そのポテンシャルの高さは決して引けを取るものではなかった。
・ヒーローロボット対決再び、早とちりで変形〜「リアルロボットバトル 2014」密着取材リポート(前編)
・「強敵」と書いて「とも(友)」と読む、まさに王道の展開〜「リアルロボットバトル 2014」密着取材リポート(後編)
ニコニコ超会議では、そのMMSEBattroidに試乗できるという、太っ腹な企画を実施。筆者は抽選に外れたため、残念ながら乗ることができなかったのだが、運良く当選した人には、等身大ロボットを操縦するという、大変貴重な機会になったことだろう。
ところでこのMMSEBattroid、リアルロボットバトルの収録時とは腕の取り付け位置がやや前方に変わっていた。前方に移動したことで腕がHMDの視野に入るようにし、操作性を改善させたのだという。なお、リアルロボットバトル出場時の名称には「Ver.0」という文字が付いていたのだが、開発者の金岡克弥氏(立命館大学教授 / マンマシンシナジーエフェクタズ社長)によれば、現在のバージョンは0.1とのこと。1.0がどうなるのか、非常に気になるところだ。
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