シャープはロボットクリエーター 高橋智隆氏と共同で、二足歩行する“モバイル型ロボット電話”「RoBoHoN(ロボホン)」を開発、2016年前半に販売開始する。
シャープは2015年10月6日、二足歩行する“モバイル型ロボット電話”「RoBoHoN(ロボホン)」を開発、2016年前半に販売開始すると発表した。
RoBoHoNは同社と「ロビ」などを手掛けたロボットクリエーター 高橋智隆氏との共同開発によるもので、二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしては小型(高さ約19.5cm)ボディに、LTE/3G/Wi-Fiの通信機能を搭載。音声通話はもちろん、背面に搭載するタッチパネルを利用してのメールやアプリ実行など、スマートフォンに求められる基本機能も備えている。
音声認識機能も備えており、音声での操作も可能な他、顔認識機能によって利用者の顔を覚えてのコミュニケーションを取ることもできる。額の部分には小型のプロジェクターを搭載しており、写真や映像、地図などを投影することも可能となっている。共同開発した高橋智隆氏は「スマホの次はコミュニケーションロボットだ」と以前より語っており、シャープとの協業で実現した格好だ。
販売時期は2016年前半で価格は未定だが、2015年10月7日から開始される「CEATEC JAPAN 2015」のシャープブースに展示されるほか、特設サイトにて「欲しいかも宣言」をすると購入時にキャリングケースがもらえるキャンペーンが実施される。なお、欲しいかも宣言は予約や購入申し込みではなく、あくまでも“欲しいかも”の“宣言”だ。
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