腕にはめるだけで運動量や睡眠状態を測定できる活動量計(アクティビティートラッカー)は、スマートウオッチよりもサイズが細身で腕にはめても違和感がなく、また電池の持ちもよいため利用者の数は増えている。
とはいえ既に機能面での差別化は難しくなっており、どの製品もできることはほぼ同じとなっている。心拍計を搭載して機能を高める製品も出てきたが、一方では前述したよう、スマートウオッチと同様に外見での差別化が始まっている。
またさらなる多機能化も各社が取り組んでおり、シンプルな腕輪型の形状から、ディスプレイを備えて活動量や時刻を表示、またスマートフォンからの通知を受けることができる製品も出てきている。すなわち活動量計の「スマートウオッチ化」が始まっている。
2015 CESの会場ではスマートウオッチと活動量計はそれぞれ別々のゾーンで展示されていたが、一部のメーカーは既に両方の製品を用意している。「腕にはめるウェアラブル製品」として、両者の垣根はだんだんと無くなりつつあるようだ。
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