レクサスの新型Fモデル「GS F」は“アスリートのボディスーツ”を意識デトロイトモーターショー2015(1/2 ページ)

トヨタ自動車が「北米国際自動車ショー2015」でLexus(レクサス)の新型スポーツセダン「GS F」を世界初公開。レクサスの高性能スポーツグレードであるFモデルの復活第2弾として、細部までスポーツ走行を意識したモデルとなった。販売開始は2015年後半を予定。

» 2015年01月15日 14時00分 公開
[MONOist]

 トヨタ自動車は2015年1月12日(米国時間)、「北米国際自動車ショー2015」(一般公開日:2015年1月17〜25日、米国ミシガン州デトロイト)において、高級車ブランドLexus(レクサス)の新型スポーツセダン「GS F」を世界初公開した。2014年10月に発表したスポーツクーペ「RC F」に続いて、レクサスの高性能スポーツグレードであるFモデルに新たなラインアップが加わった。販売開始は2015年後半を予定しているという。


「レクサス」の新型スポーツセダン「GS F」(クリックで拡大)出典:トヨタ自動車

 GS Fの北米仕様の外形寸法は、全長4915×全幅1845×全高1440mmで、トランスミッションには8速AT「8-Speed SPDS(Sport Direct Shift)」を採用。トヨタ自動車は2015年1月7日の事前発表の時点で、GS FのエンジンにはV型8気筒5.0l(リットル)自然吸気エンジンを搭載すると予告していたが、さらに次世代直噴技術「D-4S」の採用も明らかにされた。最高出力は348kW/7000rpm、最大トルクは527Nm/4800〜5600rpmとなっている。

「GS F」出典:トヨタ自動車

 エクステリアデザインは「ワイド&ローのアグレッシブなプロポーションで、高い走行性能を予感させる低重心フォルムを実現した」(トヨタ自動車)という。また、フロント部分のスピンドルグリル、エアダクト、炭素繊維強化樹脂(CFRP)製のグリルロアモール、リヤスポイラーなどの専用パーツが装備されており、Fモデルのスポーツカーとしての個性を強調させながら、冷却・空力性能の向上も図った。

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