もはや世界三大家電ショーと呼ばれていたころとは違います。
遅ればせながらあけましておめでとうございます。2015年もMONOistならびにオートモーティブメールマガジンをご愛顧のほどよろしくお願いします。
例年のことではありますが、自動車業界は1月早々から日米の展示会による最新情報であふれ返ります。米国ラスベガスの消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「International CES(以下、CES)」を皮切りに、幕張メッセのカスタムカーの展示会「東京オートサロン」、米国デトロイトのモーターショー「北米国際自動車ショー」、そして東京ビッグサイトの自動車技術の展示会「オートモーティブワールド」と、2週の間に立て続けに4つの展示会が開催され、それぞれでさまざまな情報発信や展示が行われるのです。
これら4つの展示会の中で、2010年以降、自動車メーカーや電機メーカー、半導体メーカーがこぞってカーエレクトロニクスの最新技術を披露するようになったのがCESです。
ドイツの「IFA」や日本の「CEATEC JAPAN」と並んで三大家電ショーと呼ばれたCESですが、2005年ごろまで自動車関連の出展はカーオーディオ程度でした。しかし、2008年のCESで、General Motorsが基調講演に登壇して燃料電池車のコンセプトカーを初披露したあたりから自動車関連の色が濃くなり始めました。
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