米3D Systemsは「2015 International CES」において、米チョコレート大手のHershey(ハーシー)と共同開発したチョコレート3Dプリンタ「CocoJet」の参考展示を行った。
米3D Systemsは2015年1月6日(米国時間)、米ラスベガスで開幕した「2015 International CES」の同社ブース内において、米チョコレート大手のHershey(ハーシー)と共同開発したチョコレート3Dプリンタ「CocoJet」の参考展示を行ったと発表した。
CocoJetは、パン職人やショコラティエ(チョコレート職人)のための製品で、ダークチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコを材料に、これまで手作業では困難だった形のチョコレート菓子を自由に作ることができるという。
公開中のYouTube動画(動画1)を見てみると、熱溶解積層法のように加熱して溶かしたチョコレートを押し出しながら、一層一層積み上げていく様子が分かる。また、おそらく積層しながらチョコレートを“冷やす”何らかの工程/仕組みが含まれているものと考えられる。
なお、米3D Systemsは前回のCESで公開した、砂糖菓子を出力できる3Dフードプリンタ「ChefJet」シリーズも2015 International CESで展示。フルカラーに対応した「ChefJet Pro」は2015年後半に市販される見込みだという。
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