パナソニックが監視用全方位ネットワークカメラの新製品を発売する。4K以上の解像度をもち、さまざまな撮影モードに対応する。
パナソニック システムネットワークスは2015年1月7日、12Mピクセルのイメージセンサーを搭載した全方位ネットワークカメラ「WV-SFV481」(屋外タイプ)と「WV-SFN480」(屋内タイプ)を2015年2月より販売開始すると発表した。価格はWV-SFV481が29万円、WV-SFV480が23万円(いずれも税別)。
いずれも12Mピクセルのイメージセンサーを搭載しており、最大で4K解像度(8Mピクセル相当)を上回る9Mピクセル相当(2992×2992ピクセル)の高解像度映像を撮影できる。高解像度化した映像を処理するために処理エンジンも高速化、温度変化によるフォーカスボケを補正する機能も搭載した。
超広角レンズを搭載した全方位型となっており、撮影映像は魚眼、4画面、2画面パノラマなどさまざまな形式を選択できる。イメージセンサーの高画素化により、4画面時でも1画面当たり1280×960ピクセルのHD解像度で撮影することが可能だ。その他にも、最小320×180ピクセルまでの解像度選択や、多彩なビットレート設定、指定エリアのみの画質を高める指定エリア画質可変機能など、用途に応じた柔軟な設定を施せる。
別売のソフトウェア「i-VMD機能拡張ソフトウェア」を導入することで、設定ラインを通過した人数のカウントやラインクロス検知、物体/侵入検知といった各種のアラーム機能を利用することも可能だ。
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