大手広告代理店の電通はロボットビジネスへ横断的に取り組むための社内組織「電通ロボットセンター」を11月1日付で立ち上げた。「開発」「エージェンシー」「コンテンツ」の3領域について、コンサルティングや人材マッチング、コンテンツ化などを手掛ける。
大手広告代理店の電通は2014年11月4日、ロボットビジネスへ横断的に取り組むための社内組織「電通ロボットセンター」を11月1日付で立ち上げたと発表した。
「開発」「エージェンシー」「コンテンツ」の3領域について、コンサルティングや人材マッチング、ロボットキャラクターのライセンス管理、ロボット競技のコンテンツ化などを手掛ける。また、ロボット開発に関しては「国内トップクラスのロボットクリエイターや専門家」(同社)との協力体制も整え、顧客ニーズに応えるソリューションを提供するとしている。
同社ではロボット産業について、現在の国内市場規模(約9000億円)が20年後には約10倍に拡大するとしており、加えて、最近ではロボットに関するコンサルティングや企画開発、プロジェクトマネジメントなどについての相談事案が増加しているため、新組織によってこれらの問題に対処し、新産業の創造に貢献する共に、ロボットを新しいコミュニケーションメディアとして育成するとしている。
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