トヨタの新型ミニバン「エスクァイア」は“ひとつ上”を目指した高級車バットマンもおすすめ(2/2 ページ)

» 2014年10月30日 08時30分 公開
[陰山遼将,MONOist]
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ハイブリッドタイプの燃費性能は最大23.8km/l

 エスクァイアのガソリンエンジン車には、ノア/ヴォクシーと同じく排気量2.0l(リットル)の直列4気筒DOHC「3ZR-FAE」エンジンを採用した。2WD(FF)モデルのJC08モードでの燃費は16.0km/l。下位グレード「Xi」の4WDモデルを除いて、全グレードがエコカー減税の免税対象となる。

 ハイブリッド車は、排気量1.8lの直列4気筒DOHC「2ZR-FXE」エンジンに最高出力60KWのモーターを組み合わせている。ハイブリッドシステム全体の最高出力は100kW(360ps)で、JC08モードでの燃費は23.8km/lとなっている。ニッケル水素電池を採用しており、これをフロントシートの下部に配置することで広い室内空間を確保したという。

想定購買層は“1つ上を目指すお父さん”

 トヨタ自動車は、エスクァイアの月間販売目標台数を4000台としている。また、想定する購買層としては「こだわりを持った“ひとつ上”を目指す男へというのが販売コンセプト。お子さんがある程度大きくなった、40代前半くらいのお父さんに運転してもらうイメージ」(トヨタ自動車)としている。

 また、エスクァイアの販売において競合となる車種については「エスクァイアは、ミニバンでありながら“高級”というこれまでの国内市場になかったポジショニングを目指しているので、競合車種などは想定していない。しかし、ユーザーの視点で捉えた場合、日産自動車の『セレナ』や、ホンダの『ステップワゴン』が競合かもしれない」(トヨタ自動車)としている。

トヨタ自動車は“ひとつ上を目指す男を鼓舞する存在”として、エスクァイアの広告にバットマンを起用。会見にはバットマンに加え、ミュージシャンの吉川晃司氏が登場(左)。会場にはバットマンの誕生75周年を記念した特別モデルのエスクァイアも展示された(右)(クリックで拡大)
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