2014年11月19〜21日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2014/組込み総合技術展」において、メンター・グラフィックス・ジャパンは得意とするオートモーティブ関連のみならず、“IoT”(Internet of Things)を視野に入れたデモと展示を行う。
2014年11月19〜21日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2014/組込み総合技術展(以下、ET2014)」が開催される。
ET2014の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2014の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
本稿ではメンター・グラフィックス・ジャパンの展示内容について紹介する。過去のET展ではオートモーティブ関連のデモ展示に注力しており今年もその方向性に変わりはないが、“IoT”(Internet of Things)という大きなトレンドもプラスし、ネットワーク接続する医療系アプリケーションのデモ展示も行う。
これまでのET展でオートモーティブに関する展示を中心に行ってきた同社だが、今年もその方向性は変わらない。ただし、“IoT”(Internet of Things)という大きなトレンドも加味した展示内容となる。
オートモーティブ関連として仮想ECU開発、AUTOSARによる車載アプリケーション開発、Linuxを中心とした情報/インフォテイメント系アプリケーション開発などのデモを実施する他、カーエレクトロニクスのワールドワイドイベントである「IESF(Integrated Electrical Solutions Forum)」とも連携した展示を行う。IoTについてはDVTカンファレンスでセミナーを実施し、また、その一例としてネットワーク接続する医療系アプリケーションのデモ展示も行う予定だ。
同社では、複数マイコンがネットワーク上で通信しながらアプリケーションを実現する方向と、ハードウェア的に複数マイコンを集約する方向に注目しており、後者についてはハイパーバイザ「Mentor Embedded Hypervisor」を核にしたヘテロジニアスなSoC開発環境も提供している。
同社の示す開発方向の1つに“さまざまなドメインのエンジニアリングをつなげる”というものがある。組み込みソフトウェアには多種多彩なアプリケーションが使用されており、エレクトロニクスやメカニック、ワイヤハーネスなどとのクロスドメイン開発、さらには熱や電磁干渉、タイミングなどさまざまな領域のエンジニアリングが関係している。同社では、こうしたさまざまな要素をつなげた組み込み開発ソフトウェアの開発ができるよう、展開していきたいとしている。
展示会名 | Embedded Technology 2014/組込み総合技術展(ET2014) |
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会期 | 2014年11月19日(水)〜21日(金) |
時間 | 10:00〜17:00(20日(木)のみ18:00終了) |
会場 | パシフィコ横浜 |
公式サイト | http://www.jasa.or.jp/et/ET2014/ |
メンター・グラフィックス・ジャパン | E-24(E-39 IESFブースにも展示あり) |
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