デアゴスティーニ・ジャパンは、パーツ付き組み立てマガジン「週刊 マイ3Dプリンター」(全55号)を新創刊した。毎号付いてくるパーツを組み立てて出来上がる3Dプリンタ「idbox!」の監修は、「BS01」シリーズを手掛けるボンサイラボが担当している。
デアゴスティーニ・ジャパンは2014年9月16日、パーツ付き組み立てマガジン「週刊 マイ3Dプリンター」を創刊したと発表した。
全55号で完結し、毎号付いてくるパーツをドライバーとレンチ(提供予定)だけで組み立てていき、3Dプリンタ「idbox!(アイディー・ボックス)」を完成させるという内容。創刊号は特別価格の999円(税込み)で、第2号以降は1998円(同)で販売される。単純計算で10万8891円で3Dプリンタが手に入ることになる。
idbox! は、一般的なパーソナル3Dプリンタと同じ、熱溶解積層法を採用し、最大造形サイズ150×130×100mmを確保する。本体サイズは250×250×270mmで、重さは約5.04kg。対応するフィラメント素材はPLA(ポリ乳酸)とABS樹脂の2種類である。ノズル直径は0.4mmで、積層ピッチは0.1mm。組み立てキット「BS01」シリーズを手掛けるボンサイラボが監修を行っていることもあり、どことなくBS01シリーズに似ている印象だ。
マガジンは、idbox! の組み立てガイドの他、3Dプリンタや3Dモデリングの基礎が学べるベーシック講座やテンプレートを使って3Dモデリングを学ぶことができるモデリングガイドなどで構成されている。なお、シンプルで初心者でも使いやすい3D CADソフトとして、「Autodesk 123D Design」が紹介されており、公式サイトで作成手順の紹介動画や素材データ、完成データなどが公開される(毎号更新)。
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