ダイハツ工業の新型「ミラ ココア」は、全国で11に分けた地域の限定特別仕様車を用意している。中でも「雪ミク」とコラボした、北海道の「雪ミク ココア」のデキは秀逸だ。
ダイハツ工業が2014年8月26日にマイナーチェンジした軽自動車「ミラ ココア」は、「軽自動車で最多」(同社)となる160通りのバリエーションや、全国11地域(北海道、東北、関東、北陸、信越、東海、近畿、中国、四国、九州、南九州)限定の特別仕様車を用意するなど、「選ぶ楽しさ」に重点を置いて開発された(関連記事:おじさんには開発できない、新型「ミラ ココア」の「選ぶ楽しさ」)。
東京都内で開かれた会見では、地域特別仕様車のうち、北海道の「雪ミク ココア」、東海の「ココア アムール」、関東の「ミラココア べリンダ」、中国の「マカロン」、近畿の「ココアルビー」が披露された。
中でも秀逸だったのが、ダイハツ北海道販売、北北海道ダイハツ販売、室蘭ダイハツ販売の女性社員によるプロジェクトメンバーが企画した雪ミク ココアだ。
雪ミク ココアには、札幌雪まつりで生まれた「初音ミク」の派生キャラクター「雪ミク」が用いられている。本社を北海道札幌市に置く、初音ミクを生み出したクリプトン・フューチャー・メディアと相談の上、「北海道らしさのあるかわいいデザインに仕上げた」(雪ミク ココアの企画メンバー)という。
ボディカラーは、雪ミクをイメージして、車両の上部が白色、下部が青色のツートンカラーを採用した。内装色はベースが白色で、シートの縁取りなどに青色を使用している。この他、シートカバーやリヤエンブレムに雪ミクのワンポイント、ステアリングカバーやルーフレールに「SNOW MIKU」の刻印などが入っている。
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