電子機器向け設計情報管理システム「DS-2」「DS-2 Expresso」の導入・運用に伴う業務のアウトソーシングニーズが中堅企業の間で強かったことから、支援サービスが拡充された。
図研は2014年3月26日、同社が提供する電子機器向け設計情報管理システム「DS-2」「DS-2 Expresso」の導入・運用を支援するサービスメニューを拡充したと発表した。
「DS-2」「DS-2 Expresso」は、電子機器分野に特化して膨大な部品情報、CADライブラリ、成果物情報の維持管理・更新を扱うシステム。導入には部品情報のクレンジング、区分・属性の定義、部品情報の回路図・基板図への反映といった作業が必要となり、運用に入ってもカタログ落ち情報や代替部品の調査などの業務が発生してくる。中堅規模の企業から、そうしたシステム導入・運用に伴う業務のアウトソーシングサービスを提供してほしいとの声が多かったことから、今回のサービス拡充につながった。
このほど、拡充されたサービスメニューは次の通り。
各サービスは図研、図研の関連会社・ジィーサス、協力会社・ジェイチップコンサルティングとの共同で提供される。「DS-2」「DS-2 Expresso」の導入企業は、自社の人的リソースを気にせず、短期間でシステムを導入できるようになるとしている。
世界市場を見据えたモノづくりを推進するには、エンジニアリングチェーン改革が必須。世界同時開発を実現するモノづくり方法論の解説記事を「グローバル設計・開発」コーナーに集約しています。併せてご参照ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.