では、書類選考のタイミングでこれらの点をアピールするためにはどうすればよいのでしょうか?
以前にも「化学系エンジニアの職務経歴書作成のいろは」というテーマで職務経歴書の書き方を取り上げましたが、自己PR欄にも仕事に対する向き合い方、他者との関わり方を記載することで、書類選考の際によりよい評価をされると思います。ぜひ実践してみてください。
「○○○○の開発経験」
※ここに開発にまつわるエピソード数行を記載する
上記の業務経験を通じて、何よりもコミュニケーションの重要性を実感しました。開発部署は、個々で仕事をしている意識が強いですが、開発部署こそコミュニケーションを取り、チーム間での意思統一をすることで開発のスピードアップが図れると思います。実際に、お客さまにサンプルを提出する際に率先してチーム内でコミュニケーションを取り、提出までのスケジュールについて共通認識を持つことで、納期3カ月のところを、1カ月半でサンプル提出することができました。
以上のように、専門性を磨きながらも周囲の関係者との連携に気を配り、商品の企画から設計までできるエンジニアであることが私の強みであると考えております。また、不足している語学力についても、日々英語論文の読解をしており、英語に抵抗はなく、個人的にも週に1度、英会話のレッスンを受講するなど自己研鑽を重ねております。貴社にて不足している知識・技術も早期に吸収できるよう努力を怠りません。ぜひよろしくお願いいたします。
応募書類の作成や面接対策も含めてサポートしますので、キャリアを考える上で何かお困りのことがありましたら、ぜひお気軽に私たちキャリアコンサルタントにご相談ください。
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