がじぇっとるねさすのブースでは、ミニセッションと新発売のGR-KURUMIの抽選会を実施。GRリファレンスボードはUSBやEtherが標準で搭載された高性能な「GR-SAKURA」と、電池1本で動く省電力な「GR-KURUMI」の2種類がある。プログラムは、クラウド型のWebコンパイラ上で作成する。「昼休みに会社でプログラム、退社後は自宅のPCで続きを開発できます」(説明員)といつでもどこでも電子工作を楽しめるとアピールした。
SAKURAボードは、Arduinoとの互換性があるため既存のサンプルプログラムを利用して、LEDを光らせたり音を鳴らしたりがカンタンにできる。「電子工作を始めるために勉強するのではなく、まず動かして楽しむことからモノづくりを始めてほしい」(説明員)という。
RSコンポーネンツのブースでは、名刺サイズのLinux PC「Raspberry Pi」と新発売の専用カメラモジュールを展示。カメラモジュールは20×25×10mmのサイズで、500万画素のセンサーを備え、2592×1944ピクセルの静止画、1080p、30fpsの動画を撮れる本格的なもの。デモンストレーションを見ると、画角も広くレスポンスも速かった。
2012年2月にRaspberry Piの発売を開始したときは、1秒間に700オーダーが入りサーバがダウンしたそうだ。今回のカメラモジュールも既に初期生産分を完売。今秋頃には生産体制が整う見込みという。
例年通り会場ではETロボコンの公式コースが用意され、ETロボコンの紹介やミニセッションが実施された。2日目には、2012年度の競技ルールでETWest杯を開催。7チームが出場した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.