続いて、高校向けの体験課題に挑戦しました。ここでは、課題の分析、問題解決方法の検討、実践を学びます。与えられた課題は、
です。ロボットの形状を変えずに、どうやって解決するかを問うものです。正解は1つではありません。タイマーを使う、計算結果を使う、計算しながら走るなど、さまざまです。これを自分なりに考え、実現します。先ほど実践した中学生向けのものとは異なり、数学(算数)の知識も必要になってきます。
結果は、このような感じになりました。
最後の大学・企業向けの体験課題ですが、この段階ではチーム開発、システム開発プロセス、プロトタイプ作成を学びます。今回は、ライントレースをしながら、前を走るロボットにぶつからないように走行させる「自動追従システム」が課せられました。イメージは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が発表した大型トラックによる自動運転・隊列走行技術です(関連記事)。
ここでは、前のロボットを認識するために、「超音波センサー」を利用します。教育版 EV3の前方下部に超音波センサーを配置し、入力ポート[4]に接続しました。
それでは、調整中の動きと、全員参加による自動追従システムの様子をご覧いただきましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.