インテリジェントシステムに最適なEnd to Endソリューションをキーワードに、Windows Embedded OSを提供する日本マイクロソフト。「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」では、Windows 8ベースの最新組み込みOS製品群「Windows Embedded 8 ファミリ」をはじめとする、さまざまなソリューションを多くのパートナーとともに披露する。
2013年5月8〜10日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントから開発環境までが一堂に集結する「第16回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2013)」が開催される。
ESEC2013の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2013の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
今回紹介するのは、「インテリジェントシステム」に最適なEnd to Endソリューションとして、Windows Embedded OSを展開する日本マイクロソフト(以下、マイクロソフト)の出展内容だ。ESEC2013の来場前の情報収集に役立てていただきたい。
ビッグデータ時代を迎え、昨今の組み込み機器は、データを獲得・収集するための“キーデバイス”として重要な役割を担い、従来のスタンドアロン型から、ネットワーク機能を備えた接続型へと移行しつつある。
そして、今――。それら組み込み機器から集められる無数のデータを管理・分析して、そこから新たな価値を創造し、活用するという一連の流れを作り出すインテリジェントシステムの実現が、さまざまな業界において注目を集めている。
マイクロソフトは前回のESEC2012において、このインテリジェントシステムという新しいカテゴリが、今後の組み込み業界に、いかに大切なコンセプトであるかをアピールした。あれから1年。マイクロソフトは今回のESEC2013で、インテリジェントシステム市場に対し、組み込み機器向けOS製品群であるWindows Embeddedファミリ搭載機器とそれに関連するソリューションの数々を、多くのパートナー企業とともに披露。インテリジェントシステムに“なぜWindows Embedded OSが最適なのか”を体感できる、さまざまな展示デモを用意しているという。
また、何といっても注目なのは、Windows 8ベースの最新組み込みOS製品群「Windows Embedded 8 ファミリ」の存在だ。先日、OEMパートナー向けに「Windows Embedded 8 Standard」と「Windows Embedded 8 Pro」の提供がスタート。その後も、小売業・製造業・医療分野向けの「Windows Embedded 8 Industry」、Windows CEの流れをくむ「Windows Embedded Compact 2013」とリリースが続く。Windows Embedded 8 ファミリは、インテリジェントシステムの考えに基づいた組み込みデバイスを実現するためのプラットフォームとして位置付けられている。ESEC2013では、最新OSによる一歩先を行く展示デモに期待したいところだ。
「ブース内では、インテリジェントシステムにおけるデータ管理、分析、活用を前提に、マイクロソフトだからこそ提供・実現できるEnd to Endソリューションを紹介し、これからの組み込み機器にどのような効果・革新をもたらすのかを分かりやすく紹介する。また、実際のツールを使いながらWindows エキスパートに気軽に相談できるコーナーをブース内に設け、日ごろの開発の課題を解決できる場、ツールを体験・習得できる場を提供する」(担当者)という。
会期 | 2013年5月8日(水)〜10日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(10日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
日本マイクロソフト・ブースNo. | 西 11-16 |
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