ムラタソフトウェアはDMS2011で、同社のCAE新製品「Femtet Ver.10」を展示する。応力解析、電磁波解析の機能が大幅に進化した。
ムラタソフトウェアは2011年6月8日、同社のCAE新製品「Femtet Ver.10」を発表した。2011年6月22〜24日開催の「第22回 設計・製造ソリューション展」(DMS)で同製品を展示する。
Ver.10の主な内容としては、以下。特に、応力解析、電磁波解析の機能が大幅に進化したとのことだ。
「当ブース内に4台のPCをご用意してあり、最新Ver.10をご覧いただくことが出来ます。また、説明員としてFemtet開発担当者が直接対応します」(同社)。また、ブース内では“Femtet無料相談”も行う。
ムラタソフトウェアは、2011年6月で設立3周年を迎える。ユーザー数は着々と伸び、知名度も急速に上がってきていることを実感しているとのことだ。
Femtetはもともと、村田製作所内で28年前に作られた内製ソフトウェアで、同社内の技術者に愛用され続けてきたもの。2008年6月に、それを市販化した。
同製品は7つの解析ソルバ(電磁波解析、磁場解析、電場解析、応力解析、熱伝導解析、圧電解析、音波解析)とそれらの連成解析機能と、モデル作成/結果表示機能を備え、価格は以下の通り。
2009年のDMS展特集では、Femtetの生みの親(開発者) 村田製作所 岡田勉氏のインタビュー記事を掲載した。同氏の村田製作所時代の苦労話やソフトウェアの誕生秘話を明かしているので、ぜひご覧いただきたい(記事末の関連記事で紹介)。
同社より、「こんな方は、ぜひ」とのこと。
会期 | 2011年6月22日(水)〜24日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(24日は17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
ブースNo. | 東1ホール 小間番号16-31:CAEゾーン |
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