これに続くのはArriaおよびCycloneの製品ラインだが、ちょっと面白いのは2010年12月のアナウンス(Webアーカイブを参照)である。
Stratix Vは、TSMCの28nmプロセスである28HPで製造されるが、ArriaとCycloneに関しては低消費電力の28LPプロセスを利用すると表明したことだ。実際に、Arria VおよびCyclone Vが発表されたのは2011年1月(Webアーカイブを参照)のことである。こちらは2010年12月のアナウンスの通り、TSMC 28LPを用いて製造されることがあらためて表明された。
これに加え、2011年10月にはそのCyclone VおよびArria VにCortex-A9 MPCoreを搭載したSoC FPGAがラインアップされることも発表された(図1、Webアーカイブを参照)。
実はこれに先立ち、AlteraとMIPS、SLS(System Level Solutions)の間で、MIPS32ベースのMP32というSoft CPU IPがAltera向けに提供されることが発表された(Webアーカイブを参照)が、既に時代の大勢はArmに傾いていたので、こちらはあまり使われなかったと記憶している。
Cyclone Vは2012年3月に出荷を開始(Webアーカイブを参照)。Arria Vも2012年10月に出荷を開始し(Webアーカイブを参照)、そして2012年12月にはCyclone V SoCも出荷が開始された(Webアーカイブを参照)。
これでハイエンドからローエンドまで全製品が28nmプロセスに移行を完了し、まさに黄金期にふさわしい状況であった。しかしここから、Alteraの運命は急速にあらぬ方向へ転がっていく。(次回に続く)
Alteraの黄金期は最高潮へ、「Arria」が加わりFPGA製品の世代交代も順調に進む
「Stratix」と「Cyclone」を投入したAlteraはFPGAベンダーとして黄金期へ
AlteraはITバブルを切り抜け全盛期へ、時代を先取りしたArmコア+FPGAの製品も
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中小FPGAベンダー盛衰記――QuickLogicからSilicon BlueそしてまたLatticeへCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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