台湾でのオールフォトニクスネットワーク活用拡大へ、富士通ら3社が戦略的協業製造マネジメントニュース

中華電信、富士通、1FINITYは、台湾でのAPNの活用範囲拡大と量子技術の活用に向け、2年間の戦略的パートナーシップに合意した。海底システムを活用したAPNの技術検証などを共同で進める。

» 2026年08月07日 10時00分 公開
[MONOist]

 中華電信、富士通、1FINITYは2026年7月22日、台湾におけるオールフォトニクスネットワーク(APN)の活用範囲拡大と量子技術の活用に向けた共同検討を目的に、2年間の戦略的パートナーシップに合意し、これに関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

 中華電信と富士通は2024年から2026年まで、IOWN構想に基づくAPNの構築に向けた共同検討を進め、富士通が国内通信キャリアとの取り組みで培った知見や技術を活かして台湾でAPNの検証を実施してきた。今回のMOUは、その成果を踏まえて協業をさらに深めるものだ。

 3社は今後、中華電信が保有する海底システムを活用したAPN関連の技術検証や、APNを使った分散データセンターの構築に向けた技術検証を進める。これにより、ネットワークの消費電力の急増やデータトラフィックの増加といった課題の解決に寄与することを目指す。さらに量子技術の活用に向けて、分散データセンターのネットワーク制御への適用可能性の検討などを進める。

 3社はAPN分野のこれまでの取り組みを発展させ、台湾における次世代通信インフラの早期拡大に向けた協業を加速していくとしている。

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