ラティス・テクノロジーは、同社のWeb3Dソリューション「XVL Web3D Manager」と、シムトップスの現場帳票システム「i-Reporter」との連携機能の提供を開始すると発表した。
ラティス・テクノロジーは2026年4月15日、同社のWeb3Dソリューション「XVL Web3D Manager」と、シムトップスの現場帳票システム「i-Reporter」との連携機能の提供を開始すると発表した。
同連携機能により、XVL Web3D Managerの画面上で3Dアニメーションによる組み立て作業指示を確認でき、同一画面から作業実績を入力すると、そのデータがi-Reporterの帳票管理基盤「ConMas Server」に自動記録され、帳票が発行される。作業者は3D画面から離れることなく、作業指示の確認と作業実績の入力を完結でき、製造現場におけるペーパーレス化と作業品質の向上を同時に実現できる。
ラティス・テクノロジーの「XVL」技術により、CADデータを超軽量化した3DモデルをXVL Web3D Managerの画面上に表示する。作業者はWebブラウザ上で3Dモデルを自由に回転/拡大しながら、アニメーションで再生される組み立て手順を確認できる。言語に依存しない視覚的な指示により、外国人労働者や新人でも直感的に作業内容を理解することが可能だ。
高解像度のカラーパススルー機能により、作業者は周囲を確認しながら、XVL Web3D Managerの同一画面上で作業時間、OK/NG判定、締め付けトルク値などの実績データを直接入力できる。入力された実績データはConMas Serverにリアルタイムで自動送信され、データの蓄積と同時に入力済み帳票が自動発行される。作業者が別のシステムを開く必要はなく、Web3Dアプリケーション上で一連の作業が完結する。
ロット情報や工程情報とひも付けた作業実績がConMas Serverに自動記録されるため、いつ/誰が/何を/どの手順で作業したかを一元的に追跡できる。これにより、品質監査やトラブル発生時の原因特定を迅速に行える。
ラティス・テクノロジーは同連携機能の提供を通じて、製造現場における作業指示と作業記録の分断を解消し、品質管理とトレーサビリティーの高度化を推進するとしている。
今後も両社は3Dデータ活用と現場帳票の連携を強化し、日本の製造業が直面する人手不足や技能伝承の課題に対応しながら、現場の生産性と品質を支えるソリューションを提供していく考えだ。
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