Pudu Roboticsは、600kgの積載容量を備え、重量物搬送に特化した産業用配送ロボット「PUDU T600」シリーズを発売した。配送回数の削減とスループット向上に貢献し、イントラロジスティクスへの需要に対応する。
Pudu Roboticsは2026年1月6日、積載容量600kgを備える産業用配送ロボット「PUDU T600」シリーズを日本市場で発売した。高荷重容量により、配送回数の削減やスループット向上を可能にする。
同シリーズは、用途に合わせて選択できる2つのバージョンを展開する。標準バージョンは、タッチスクリーンや人間工学に基づいたハンドルバーを搭載し、手動操作にも対応した重量物搬送用ロボットだ。アンダーライドバージョンは、薄型シャシーを採用したAMR(自律移動ロボット)で、ラックや棚の下に潜り込んで持ち上げ、高密度の棚間搬送を自動化する。
技術的な特長として、高精度なナビゲーションシステムによるラックグループ認識機能を備えており、指定された荷物や棚の位置を識別して無人での集荷や配送、補充ができる。
また、多層階施設での運用を想定し、空いているエレベーターを優先的に制御するリアルタイムスケジューリングシステムを導入している。通信規格はVDA5050プロトコルに準拠しており、他社製のロボットや既存システムとシームレスに統合できる。
運用面では、セキュリティを重視する産業環境向けに、外部クラウドに依存しないオンプレミス展開に対応する。また安全対策として、標準バージョンには床面投影インジケーターが備わっており、周囲の作業者に警告を発する。その他、リアルタイムで動的障害物を回避する機能や、火災、地震時に自動対応が可能な統合災害対応モジュールを搭載する。
同社は、電子機器組み立てや倉庫、自動車部品製造などの分野に同シリーズを投入し、物流業務の合理化と手作業のリスク低減を推進する。
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