ソニーセミコンダクタソリューションズは、医療内視鏡用途に最適化したCMOSイメージセンサー「IMX446」「IMX447」の製品情報を公開した。超小型サイズながら高感度、広ダイナミックレンジで、医療現場の多様なニーズに応える。
ソニーセミコンダクタソリューションズは2025年12月11日、医療内視鏡用途に最適化したCMOSイメージセンサー「IMX446」および「IMX447」の製品情報を公開した。内視鏡用センサーに求められる小型化と高画質を両立し、医療現場の高度な要求に対応する。
IMX446は、1/9.25型(対角1.94mm)で有効画素数約70万画素のセンサーだ。1.96mm角の超小型サイズで、すでに量産出荷を開始している。IMX447は1/5.36型(対角3.35mm)で有効画素数約211万画素、2.96mm角のサイズとなっており、2026年夏の量産出荷を予定している。
両製品は、1.62μmのセルサイズを採用することで高感度性能を確保した。明暗差の大きいシーンに対応する広ダイナミックレンジ機能(DOL HDR)や、最大120fpsの高フレームレートを備えている。また、インタフェースにはSLVS-ECを採用し、長距離伝送時でも安定した信号品質を維持できる。
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