印象ガラリ、“たためる電動バイク”の新モデル「TATAMEL BIKE+」を披露Japan Mobility Show 2025(2/2 ページ)

» 2025年11月06日 09時00分 公開
[八木沢篤MONOist]
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“おもちゃのこころ”で作られたミライのモビリティがずらり

 展示ブースでは、TATAMEL BIKEのコラボレーションモデルやパーツ展示、発売予定の模型紹介の他、“ロボット×モビリティ×おもちゃ”を体現する次世代コンセプトモデル「tatamo!」、同社メンバーによる原付ミニカー「セルフメイド」の進化版、電動特定小型原付木製カート「KAYACAR」なども披露された。

tatamo!セルフメイド (左)“ロボット×モビリティ×おもちゃ”を体現する次世代コンセプトモデル「tatamo!」/(右)原付ミニカー「セルフメイド」の進化版[クリックで拡大]
KAYACAR電動キッズバイク (左)電動特定小型原付木製カート「KAYACAR」/(右)電動キッズバイク[クリックで拡大]

 さらに、パートナー企業との協業プロダクトとして、椿本チエインが開発中の特定小型原付3輪自転車「Full電動Cargo(仮称)」、次世代移動支援技術開発コンソーシアムが開発を進める「AIスーツケース」などが展示され、同社が掲げる“おもちゃ箱”の世界観を象徴するラインアップが勢ぞろいしていた。

Full電動CargoAIスーツケース (左)椿本チエインが開発中の特定小型原付3輪自転車「Full電動Cargo(仮称)」/(右)次世代移動支援技術開発コンソーシアムが開発を進める「AIスーツケース」[クリックで拡大]

ニフコの工業用ファスナーでデコレーション

 工業用ファスナーなどのプラスチック製品を手掛けるニフコも出展に協力。軽量で扱いやすく、工具不要で手で留め外しができる同社の工業用ファスナーの特性を生かし、TATAMEL BIKEをデコレーションする企画を共同で展開していた。

ニフコの工業用ファスナーで「TATAMEL BIKE」をデコレーションする企画も ニフコの工業用ファスナーで「TATAMEL BIKE」をデコレーションする企画も[クリックで拡大]

 ニフコの説明員は「『TATAMEL BIKEのサイドパネルに当社の工業用ファスナーを付けたら面白いのでは』という打診がきっかけで実現した。カスタマイズの機能性だけでなく、ファスナーを留めたときの“パチン”という音と感触が心地よく、お子さんたちにも喜んでもらえる遊びとして機能する。普段は主に、自動車向けに提供しているが、おもちゃ的な要素としての可能性を感じることができた。当社の製品を通じて、子どもたちにクルマづくりの世界を身近に感じてもらえればうれしい」と語る。

デコレーションイメージ工業用ファスナー ファスナーを留めたときの“パチン”という音と感触が好評だという[クリックで拡大]

 その他、ブース中央には、TATAMEL BIKEのカプセルトイを使った組み立て/カスタマイズワークショップを楽しむことができるスペースも設けられていた。

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