それでは、熱流体解析を進めていきましょう。図3に境界条件を、図4にセル分割図を示します。使用するモデルは、連載第10回と同じものです。
図5に温度分布を、図6に熱流束分布を示します。熱流束分布については、設定した境界条件がそのまま反映された結果となっています。
なお、紙と鉛筆による計算結果とシミュレーション結果との比較は、次項の円管乱流熱伝達を説明した後に行うことにします。
円管の乱流熱伝達率の見積もりには、実験式を用います。ここでは、代表的なものを2つ紹介します。式12はディタス・ベルター(Dittus-Boelter)の式です(参考文献[1])。
続いて、式13はグニーリンスキー(Gnielinski)の式です(参考文献[1])。
それでは、熱流体解析を進めていきましょう。図7に境界条件を、図8にセル分割図を示します。使用するモデルは、連載第13回と同じです。
図9に温度分布を、図10に熱流束分布を示します。熱流束分布については、設定した境界条件がそのまま反映されています。
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