RICOH IM C4500F CEとRICOH IM C3000F CEは、ネットワーク経由で複合機の内蔵ソフトウェアをバージョンアップし新しい機能を追加できる機能「RICOH Always Current Technology」を搭載しており、自社の業務に合った機能とアプリケーションを使える。なお、同社の再生複合機でこの機能を搭載したのはRICOH IM C4500F CEとRICOH IM C3000F CEが初だ。「両機は新造機同様のセキュリティ機能で、最新の暗号化通信プロトコル『TLS1.3』に対応している」(三浦氏)。
両機は同社のクラウド型アプリケーション「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES(EDW)アプリケーション」のダウンロードにも対応している。現在、「EDW版Speedoc」「リコーカンタン私書箱プリントAE2」「スマートecoファクス」など67個のアプリケーションをダウンロードできる。
加えて、10.1インチのディスプレイ「MultiLink-Panel」を備えている。MultiLink-Panelにより、有償の「RICOH カンタンストレージ活用」などのアプリケーションと連携し、対象書類の電子化やデータ活用が行える。
RICOH IM C4500F CEとRICOH IM C3000F CEの大きな違いは連続プリント速度だ。連続プリント速度はRICOH IM C4500F CEが1分間当たり45枚で、RICOH IM C3000F CEが1分間当たり30枚だ。
なお、リコーでは1994年に再生複合機を発売して以降、リコンディションニング(RC)機の名称で販売してきたが、RICOH IM C4500F CEとRICOH IM C3000F CEの発売を皮切りにサーキュラーエコノミー(CE)機の名称で再生複合機を販売する。
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