NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは友人や同僚に薦めたい自動車を調べた「NPSベンチマーク調査2024自動車部門」の調査結果を発表した。
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは2024年12月4日、友人や同僚に薦めたい自動車を調べた「NPSベンチマーク調査2024自動車部門」の調査結果を発表した。NPS(Net Promoter Score、顧客ロイヤリティーを測る指標)が最も高いブランドはレクサスだった。
調査対象としたブランドはBMW、レクサス、メルセデス・ベンツ、スズキ、SUBARU(スバル)、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、マツダ、三菱自動車。インターネットリサーチモニターのうち、これらのブランドの車両を保有する人を対象に調査を行った。有効回答数は4725人で、調査期間は2024年11月6〜13日。男女比は男性61.0%、女性39.0%で、年齢層は30代以下が21.5%、40代が23.0%、50代が22.9%、60代以上が32.6%だった。
調査対象の11ブランドのうち、トップのレクサスが17.4ポイント、2位のBMWが−3.0ポイント、3位のトヨタ自動車が−7.1ポイントとなった。11ブランドの平均は−22.8ポイントで、トップと最下位の差は69.6ポイントだった。
自動車のロイヤリティーに関わる要素を分析したところ、「企業イメージやブランドイメージのよさ」「ブランドのステータスの高さ」「企業の技術力の高さ(ADAS=先進運転支援システム、自動運転など)」といった項目が挙がった。また、「運転のしやすさ」「運転する楽しさ」「走行性能の高さ」「自分の好みに合った車種がある」「自分の好みに合ったデザインである」といった商品性に関連する項目もロイヤリティーに影響することが示されたという。
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