日本航空とLimeは電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを利用するとマイルがたまるサービスを開始する。
日本航空(JAL)とLimeは2024年11月6日、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを利用するとマイルがたまるサービスを開始すると発表した。100円の利用につき1マイルがたまる。また、各地でLimeが貸し出しポートを設置するのをJALがサポートする。
電動マイクロモビリティのシェアリングサービスでマイルがたまるサービスは、「国内航空会社では初」(JAL)だとしている。JALマイレージバンク会員が日本国内でLimeを利用するとマイルをためることができる。JALとLimeの提携開始記念として、2024年12月31日までキャンペーンを実施する。LimeアプリにJALマイレージクラブ会員の情報を登録し、Limeを利用すると通常のマイルに加えて100マイルをプレゼントする。また、期間中は2倍のマイルを提供し、100円につき2マイルをためることができる。
Limeは、基本料金100円と1分当たり30円が通常の利用料となる。ヘルメット着用が確認できると、通常の利用料から10%割引で利用できるという。30分、60分、160分、300分など時間単位のパスも用意している。
LimeはJALのサポートを受けて2024年11月7日から沖縄県那覇市に40カ所の貸し出しポートを設置し、180台の電動マイクロモビリティを配備する。観光地の回遊性向上や楽しみ方の提案など各地のニーズに合わせたレンタルサービスをLimeとしては初めて展開する。安全性のため努力義務となっているヘルメットの着用も推進する。
Limeが日本で貸し出しポートを設置するのは、東京に続いて那覇市が2都市目。Limeは2017年設立の米国の企業。2024年8月に日本でのサービスを開始した。
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