アローセブンは、FA設備向け「稼働監視システムFactory Insight α」の提供を開始した。FA設備の稼働状況をワイヤレスでリアルタイムに監視し、工場の見える化により生産余力の把握や稼働効率の改善を図る。
アローセブンは2024年6月11日、FA設備向け「稼働監視システムFactory Insight α(アルファ)」の提供開始を発表した。工場向け無線ソリューションの提供を通じ、これまで培ってきた無線技術を活用して開発した。
同システムは、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)と表示パネルを活用したFA設備監視ソリューション。FA設備の稼働状況をワイヤレスかつリアルタイムで監視でき、工場業務を見える化することで、生産余力の把握や稼働効率の改善を図る。
配線不要の簡単な工事で導入、増設ができる。PLCと表示器は、カスタマイズにも対応する。PCなしで端末を設定でき、920MHz帯無線によりWi-Fiに影響されないシステム導入が可能だ。
同社が提供してきた従来のシステムは、最終的な監視状態を確認するソフトウェアを工場のシステムに応じて開発する必要があり、導入コストが高くなる課題があった。新システムは、ソフトウェアを統合したパッケージシステムで提供することで、導入コストの低減にも貢献する。
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