あるアイデアから「本棚を見せてください」と呼びかけ、本棚の写真をメールで募集しました。写真を送ってくださった方々、ありがとうございました!
誰かが読んでいる本や持っている本って、なんとなく気になりますよね。折に触れて読み返す小説、資格などの勉強に使っている参考書、業務への理解を深めるための専門書など、なぜそれを手に取ったのかという判断に、人となりが現れるように思います。「この人がいい本だというなら、自分も読んでみよう」と思ったことが何度もあります。
そんなアイデアから「本棚を見せてください」と呼びかけ、本棚の写真をメールで募集しました。写真を送ってくださった方々、ありがとうございました! プライベートに踏み込む募集に応じて本棚を見せてくれた方々には本当に感謝しています。
どんな本を読むかは個人的なことです。例えば、「図書館の自由に関する宣言」では図書館は利用者の秘密を守ることを基本原理の1つとして掲げています。図書館の利用者がどんな本を借りたのか、図書館は外部に漏らさないという方針で、日本国憲法が保障する「思想、良心の自由」「表現の自由」に関わります。
それを抜きにしても、整理されていない本棚を他人に見せるのは恥ずかしいものですし、誰にも知られたくない蔵書もあるでしょう。先んじて自分の本棚の一部を写真で載せましたが、私の本棚もきれいなものではありませんし、人に見せられないラインアップも当然あります。「そんな本を読んでいるのか」と嘲笑される不安も、全くないわけではありませんでした。
それでも、人の本棚を見せてもらうことは楽しい体験で、何冊かが“ほしい本リスト”に加わりました。送っていただいた本棚の写真をご紹介します。
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