最大幅500mmのコイル材に対応可能なプレス用ロールフィーダFAニュース

ダイマックは、プレスへの材料供給装置となるロールフィーダ「TR50」を発表した。金型の左右に配置した2台のフィーダを用いて、最大幅500mm×厚さ3.2mmの幅の広いコイル材加工の安定した送りができる。

» 2024年01月26日 13時00分 公開
[MONOist]

 ダイマックは2023年12月27日、プレスへの材料供給装置となるロールフィーダ「TR50」を発表した。シート材とコイル材に対応可能なNCツインロールフィーダ「T」シリーズのラインアップに追加した。

 Tシリーズは、金型の左右に配置した2台のフィーダを用いて、プレスへ材料の送り込みと引き出しができる装置だ。新製品のTR50は、最大幅500mm×厚さ3.2mmの幅の広いコイル材加工の送りの安定化を図るために開発。シート材にも対応できるが、スライドプレートは未装備となっている。

キャプション 「TR50」の送り側[クリックで拡大] 出所:ダイマック
キャプション 「TR50」の引っ張り側[クリックで拡大] 出所:ダイマック

 最大プレス回転数は200spm、材料の最大送り長さは999.99mmで、0.01mm単位で設定可能。材料の加圧はばね方式を採用し、ねじによる調整で最大1960Nまで加圧できる。重量は送り側が62kg、引っ張り側が59kgとなっている。

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