タイの首都バンコク。今となっては古い写真ですが[クリックで拡大]
先日、タイで気になるニュースが報じられました。2023年上半期、日本を訪れたタイ人の数が、タイを訪れた日本人の数を上回ったというものです。さらに、日本人は訪タイ外国人旅行者の上位10カ国にも入っていないというものでした。
タイは自動車産業を中心に日本企業が多数進出して駐在員が多く、日本人の旅行先としても人気です。日本人が集まる中心部などでは日本語対応可能なホテルや店舗も少なくありません。そんなタイで訪タイ日本人が上位10カ国にも入らないとは何が起こっているのか。少し事情を追ってみました。
- 「日本企業の部長の年収は、タイよりも低い」は本当か
2022年5月、経済産業省から「未来人材ビジョン」と題するレポートが発表され、インターネット上で話題となりました。特に刺激的なページは「日本企業の部長の年収は、タイよりも低い」でしたが、かつてタイに住んでいた私は違和感を覚えました。現地在住の日本人コンサルタントに意見を求めると、意外な事実が浮かび上がってきました。
- スマート工場化で起こり得る課題、カシオがタイ工場で得たもの(前編)
カシオ計算機では、主力生産拠点の1つであるタイ工場で新たな自動化生産ラインを稼働し、スマート工場化に向けた歩みを開始した。タイ工場が担う役割とは何か。現地での現状と苦労について前後編で紹介する。
- スマート工場化で起こり得る課題、カシオがタイ工場で得たもの(後編)
カシオ計算機では、主力生産拠点の1つであるタイ工場で新たな自動化生産ラインを稼働し、スマート工場化に向けた歩みを開始した。タイ工場が担う役割とは何か。後編では、自動化ライン「H28(ハコニワ)」実現の苦労について紹介する。
- スマート工場化の第一歩、カシオタイ工場で自動化ラインが稼働
カシオ計算機は、タイの関数電卓工場で自動化ラインを稼働させたことを明らかにした。人件費の高騰や人手不足に対応するため。2017年秋ごろには自動化ラインの設備情報を取得し遠隔監視を行う取り組みなども開始する。
- 技術者が行けない! タイでの新製品量産を遠隔立ち上げしたOKIデータの挑戦
COVID-19により人の移動が制限される中、従来は技術者を派遣していた海外工場での量産立ち上げなどが行えない状況が生まれている。こうした中で、新規設計製品の量産立ち上げを完全リモートで行い成功したのがOKIデータである。カラーLEDプリンタ戦略製品の遠隔立ち上げへの取り組みを紹介する。
- いまさら聞けない「デジタルツイン」
デジタルツインというキーワードを、IoT活用やデジタル変革(DX)の流れの中で耳にする機会が多くなった。デジタルツインとは何か? について「5分」で理解できるよう簡単に分かりやすく解説する。
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